さようならマッキー

いつものように朝ごはんをあげようと思ったら、庭の隅でマッキーが亡くなっていました。

最近ちょっと食欲が無いとは思っていたけれど、ずっと元気だったのに・・・信じられません。

いったい、どうして？原因は何？
獣医さんでもらった殺虫剤を使ったけれど・・・除虫菊だから犬は大丈夫と言われたし・・・。
一昨日スペアリブの骨をあげたけれど・・・牛の骨くらい犬は食べられるはずだし・・・
フィラリアも・・・先日の検査で「大丈夫。（^-^）」と言われ安心したのに・・・。
まだ３歳で老衰という歳ではないし・・・。（‥？）解らない。。。

庭の真ん中に白いシーツを敷いたダンボール箱を置きマッキーとお花を入れました。
家族や隣のおばさん（いつもマッキーを可愛がって下さっていた。）でお線香をあげました。
私は喪服に着替え、葬儀屋さんに連れて行きました。
火葬が終わり、骨を箸でつまみ骨壷に入れていると係のおじさんが、
「この犬、ガンだったの？腫瘍があったよ。」と。
ガンの犬を何頭も火葬しているので、燃えカスに腫瘍があるとそれだと解るのだそうです。

アア・・・そうだったのか。。。
まだ若いからきっとガン細胞がアッと言う間に繁殖してしまったのでしょう。
私が、体調が悪い…ガンでは…人間ドック…と大騒ぎし、何も異常が無かったけれど、
何だか私の身代わりにマッキーがガンになってくれたような気に…。
ああ、やりきれない。。。

いつも嬉しそうにしっぽを振って走ってきたマッキー。
お行儀が悪くて、嬉しさのあまり飛びかかってきたマッキー。
素敵なお洋服を何枚食いちぎられたことか・・・。
私の腕や足にどれだけアザを作ってくれたことか・・・。
せっかく犬小屋を作ってもらってもそこで寝ないでわざわざ寒い場所で寝たり・・・、
雪が降っても、庭の真ん中にたたずんで空を眺めていたり・・・、
若くて美人の看護婦さんを見ると興奮してジョ〜〜ッともらしてしまったり・・・
本当にオバカなマッキー。
でもそこが憎めなくてよけい可愛いんだ。

天国でもぴょんぴょん嬉しそうに飛び跳ねているような気がする。
（ああ、こんなことを書いていると、また涙が出てきてしまう。。。）

マッキー、今までありがとう。